ヒモノの煮物

ンッフw

唐揚げと人間のハーフなんていない

 

アイドルのオタクをしていると週一くらいのペースで聞かれるのが、

「もしかしてレズビアンだったりしますか?」

みたいなことなんだけど、

 

そんなわけねぇだろ、バカかよ。

女のアイドルオタクが全員レズなんだったら今頃日本人絶滅危惧種に指定されてるぞ。

 

 

アイドルが大好き、可愛い女の子が好きすぎるっていう話をすると決まって「え、じゃあレズなの?笑」みたいなリアクションをされるんだけど、

そういう発想って「好きなモノ=性的或いは恋愛対象」みたいな実に安直な思考だと思う。

 

そんなこと言うおまえたちは唐揚げとセックスしたいワケ?

唐揚げ大好きだけど唐揚げとセックスはできないだろ?

唐揚げと結婚を前提にお付き合いしたいか?無理だろ?

ウェディングドレスもしくはタキシードを着て僕たち私たちと神父の前に立つ唐揚げのことを妄想してキャッキャすんのか?

唐揚げとクリスマスのイルミネーション見に行きたいか?嫌だろ?

つまりそれと同じなんだよ。

 

まああまりにも好きすぎてそういった発言をすることはよくあるけど、それはあくまで「例えば」の話であって、過剰すぎる愛情表現の一部分なわけ。

 

つまりは、

女「〇〇ちゃん可愛いすぎるから結婚したい」

男「△△かっこよすぎる△△なら抱かれてもいい」

とかが全部、イコール同性愛者ってことになりますか?という話。

(※「はい、なりますね。」って思った方とは一生話が合わないのでここで解散です、ありがとうございました。)

 

 

思うに、

男女関係なく、アイドルとか役者とか芸人だったりのいいところは、

「自分を切り取って金にしてる」ってところだと思う。

そもそも仕事って誰かにわざわざ見せつけるものじゃないのに、メディアにとりあげられている人たちってそれぞれの人生や才能だとか、

ご自身のセンス・個性をいろんな人に披露するだけでお金にしてるワケ。

 

そういったものをある種信仰しているのが「ファン」であって、

個人の才能や個性に過剰に憧れて萌えることは恋愛感情や性的嗜好とは全くの別件だと思う。

 

なんかこういうことを理解できる人が極端に少なくてびっくりする。

肉じゃがとポトフとシチューを作ってもらいたかったのになぜか全部カレーになって出てきたみたいな、そういう直球のヤバさを感じる。

 

きっと本能的な何かしらなのかもしれないけど、そんなアホな本能ならむしろいらないのでは?

 

 

 

 

 

 

 

液状化上ビルディング

 

なんかもうインターネットのせいで世界が異常に狭い。クソ狭い。

こないだリアルの知り合いが一人もいない方のツイッターアカウントでよくいいねしてくれる方が知ってる人の彼女さんってことがあって、あと何回も某サマソニの先輩とか少し聞き馴染みのあるバンド名をそのアカウントで一時よく見かけたりした。

 

まあ逆も然りでよくあることなんだけど、とにかく心臓によろしくない。すごいびっくりする、これがなかなか。

 

こんなかんじで、部屋で一人静かに寝てたら優しく黒人に起こされるみたいなそういう鈍い緩やかな恐怖がインターネット、とくにSNSにある気がする。

 

いやしかし本当に人との距離感がバグってるな。

ただSNSをのぞいてるだけなのにその個人の全てを知った気になってしまうし、なんだか発言一つ一つが全て自分に向けられているように感じる。ほんとは僕たち私たちのことなんてその人の頭の片隅にもないのに。

 

そしてSNSによく本音をポロッと投稿する人は多いから、上っ面を全部掴む前に本心にあっさり到達してしまう。

なんかレベル10なのにレベル80から使える武器を偶然拾ってしまったみたいな、まだ2つ目の町なのにたまたま特典でミュウツーもらってしまったみたいな、SNSをみているとそういうときのどうしようもない気持ちになる。

 

こうやって世界が知らない間に端から少しずつとろけていって人と人の間の壁が建てられないくらいデロデロになってる。

これはもう人との間にいちいち壁をつくるなという何処かしらからのお達しなのかもしれない、もしかしたらもしかするけどどうする?

 

 

 

なつやすみのじゆうけんきゅう

 

私、現在大勢の蟻の方々と同居しているんですが、

このご一行、何度お断り(※潰して殺)してもまたすぐに我が家帰ってこられるんですね。

 

で、この夏休みの間にこのご一行のことを観察させていただいたのでここにまとめます。

 

 

1.どこから来ているのか

 

  餌になりそうなものを放置してから蟻が湧くまでの時間がかなり早いため、おそらく自分の部屋かベランダ、隣の部屋に巣があると考えられる。

  行列の位置から推測すると、蟻さん達の巣の場所は、自室のテレビ裏か右隣の部屋が有力である。

  自室の階数と蟻さん達の歩幅から考えて、外の巣から通っている可能性は低い。

  もし外から来ているのであれば、ベア・グリルスもびっくりな実に冒険心にあふれた方々である。

 

2.なにアリなのか

 

  なにアリなのか正直さっぱりわからないが、数十回は噛まれている私がまだ死んでいないのでヒアリでないことは確かだ。

 

3.蟻さんのすきな食べ物トップ3

 

1位 果物の入った飲み物

  コンビニのスムージーや果汁100%のジュース、トマトジュースなどはかなり短い時間で蟻さん達の宴会場になる。

  謙虚な蟻さんが多いのか、空のペットボトルや紙パック、空いたコップなどによく集り、満タンのまま置いていても不思議とよってこない。

2位 菓子類(のカス)

  床に落ちて気がつかなかった菓子類のカスは、高確率で翌朝蟻さんの塊になっている。

  なぜかうちにくる蟻さんは、小さく切って運ぶのではなくその場で食している様子だった。(肉眼で確認できなきほど小さく切って運んだのかも知れないが。)

3位 マヨネーズ

  蓋が閉まったマヨネーズをテーブルの上に載せて放置していると、頻繁にアリさんまみれになっていた。

おそらくこのアリさんたち、マヨラーである。

 

4.まとめ

 

  菓子類を落としたり、食器や調味料を放置したりと、私の部屋が人の域を超えた汚さのため、蟻さんたちに住み良い環境となっている。

  今回の研究を活かして、私は部屋の掃除を頻繁に行うべきである。

 

 

おまけ : 家主が蟻さん説

 

  あまりにも部屋がアリさんだらけのため、一時期「この家は私の家だと思っていたが、もしかしたらアリさん達の住処に私が勝手に侵入して住みついてしまっているのかもしれない」と考えていた。

  そのため、毎日アリさんに一言挨拶してから部屋に入っている時期があったが、よく考えると家賃や光熱費、食費を払っているのは私なのでむしろ私がアリさん達を養ってあげているのではないか、ということに気づいてからもうアリさんについて考えるのをやめた。

 

 

後日談 : 別れ、そして旅立ち。

 

  部屋を隅々掃除して新しいアリの巣コロリを置いたらアリさんが来なくなってしまった。

  インターンシップやアルバイトなど、割と忙しかった3年生の夏休みを共に過ごしたアリさんのご一行はもう我が家にはいない。

  どこか違う家で平和に暮らしているといいなぁ… 巣ごと死んでそうだけど。

 

 

あの嫌いのにんじん

 

 

 わたしニンジンが死ぬほど嫌いなんですけど、

なんでニンジンのこと嫌いでいちゃダメなんですかね。

べつにニンジン食べなくてもわたしが死ぬわけじゃないのに。

 

 

なんで「ニンジン食べられないの?だめだよ食べなよ」って言われるんですかね。

「ニンジンもちゃんとたべなさい」って言われて、「なんで?」って聞くとだいたい「ハタチにもなって好き嫌いしてるとはずかしいよ」みたいに返されるんですけど、好き嫌いもなんでしちゃダメなんですかね。

なんで嫌いなのものを避けてはいけないのか、なんで自ら不快になりにいかなくてはいけないのか、解せぬ。

 

 

ニンジンもね、別にまったく食べられません、口に入れた瞬間リバースしますってわけじゃないんだけど、

おいしいカレーとかたべてるときにふとニンジンの味がしたら「うわ〜〜〜ニンジンだ…」ってなるんですね。せっかくおいしいカレーたべてたのにニンジンに邪魔されるわけですよ。

しかしわたくし忍たまの食堂のおばちゃんソウルを受け継いでいますからね、お残しなんてしません。

さいしょにまとめてぜんぶ食べるようにしてます、かしこい!!えらい!!!

 

 

まあ、ご飯とかいくとニンジンを食べられないことをツッコまれたりもするのでわざわざ買って自炊するときもなるべく入れるようにしてるんですよ、とてつもなくえらすぎる。

しかし本当に好きになれない、すごい嫌い。

結構いろいろ頑張った、けど、やはりどうがんばってもニンジンは好きになれない。

 

 

そんで、嫌いなものって各々に理由があって嫌いなわけだから一生嫌いのままでいいし無理してまで好きにならなくてもいい、無理しないと好きになれないなら自分に不必要ってことだ、などと思ったわけです。

 

 

 

べつにコレはただわたしがニンジン食べたくなくて駄々こねてるだけじゃなくて、

個人を嫌いになってしまったときに私がビョウキにならないために考えた言い訳をニンジンさんで例えてるワケです。食べ物も人も、なんでもそうだよね〜〜〜っていう話です。

 

 

「嫌い」っていう言葉がこの世の中にあるんだから誰かや何かを嫌いになることは絶対に間違いじゃない、みんなお揃いで少しずつ持ってるものなのに、

向けている対象や方向が合わないと急にわたしが最悪な人みたいになるから難しい。

だから「嫌い」を口外したり共有したりするのはものすごくリスキー。

このへんうまく調整しないとまた新しい「嫌い」を増やしてしまって持ちきれなくなる。

 

 

 

用法容量を守って、みなさん明日も快適なdis生活を送りましょう。

 

 

 

 

名医 vs 武士

 

お医者さん達ってぜったいサイコパスだとおもいません?

 

むかし、お風呂場で転んでおでこを10針くらい縫ったことがあるんですけど、

お医者さんに縫合してもらうとき、

    「あー、これ筋肉みえてますね〜〜〜。」

って言って額周りの生の筋肉を触ってきたんですよ。

麻酔してもらってたから痛いとかはなかったんですけど、遠のく意識の中で  なにやってんだこいつ?ってなりましたね。

 

そもそもね、

 

    なんかこいつ体の中にデキモノできとる…

    ウーーーン、腹切ってとったろ!!!!!!

 

なんて、常人の発想じゃないですよ。

やばいやつすぎでしょ。

一回腹開いて中漁って一通りやったらもう一回閉める、バカでしょ。

 

武士達が大困惑ですよこんなの。

死ぬために腹切ってたのに今じゃ生かすために腹切ってるなんて。

 

 

てか思ったんですけど、

切腹した武士が救急搬送されて何時間もの手術で一命をとりとめたらやっぱりめちゃくちゃ怒りますかね?どうなんでしょう。

 

誰か日本史が得意な人、

救急搬送されて一命をとりとめた名将を知ってたら教えてほしいです。

それか誰か 自分武士だよ〜〜〜!!って方、

一回切腹して救急搬送されてみてほしいです。そんで術後にめちゃくちゃむかつくかどうか教えてください。

 

 

なんの話かっていうと、

 

今日アパートの階段をのぼっていたら転んで踊り場まで滑り落ちて痛かったです、

 

という話です。

日陰でプリンをプッチンしたい。

 

ここ数日とっても天気が良いので

ふと思ったんですけど、

ちかごろ日向の人間が日陰に入ってきすぎですよね。

 

ずっと日向にいた人間からしたら日陰は快適で心地よいのは分かります、

でも日陰の人間は日向では生きていけないんですよ。

日向の人たちが日陰に来たせいでどんどん光が当たって、もとから日陰いた人たちはより陰の濃いところに行くしかなくなってしまう。

 

 

なんの話をしているかっていうと趣味趣向などの話です。たとえば邦ロックバンドとか。

 

邦ロックバンドって爽やかな曲を歌ってても、なんかどこか垢抜けない、薄暗い感じがしてたんですよね。そこが良いところなんですよ、日本人の芋臭さと陰湿さが出ていてね。

 

私的、そのイメージにバチーーンっとハマっているのが the band apart なんですけどそれはさておき、

 

タイアップでメディアに取り上げられたり、

芸能人がファンを公言したりとかで名前が売れると、

EXILEとかジャニーズとか聞いてた人たちが邦ロックを聞き始めるんですよ。

 

そうやって大衆化すると相容れない新たな人種がこちら側に流れてきて、

最終的にもとからいた人々が離れていっていまうっていうの、この界隈あるあるですよね。

 

日向と日陰ってそういうかんじの話をしてました。

 

 

まあ、つまりは

    「クソニワカがこっちくんな死ねよ」

 ってことなんですけど。

 

いや、わたし別に新参とかニワカが親の仇のように憎いわけではないんですよ、ただすごく勿体ないなと思うだけで。

 

これに関してなんかうまい言い方が見当たらないのでプリンに例えますと、

 

わたしが思うに新参の方々はプリンのキャラメルのところだけを食べて喜んでるようなものなんですよ。

でもプリンの味って下の黄色のところですし、たしかにキャラメルのところはほんとにめちゃくちゃ美味しいけどそれがプリンか?って言われると違うじゃないですか。

そして下の黄色だけ食べても、たしかにプリンではあるけどなんか足りない感じするじゃないですか。

つまり、プリンはキャラメルと下の黄色のところが合わさってプリンなんですね。

プリンじゃないプリンを食べておいしい!とか、かわいそう。

 

って、思うわけです。

 

 

でも相容れない人々と仲良くするのって難しいですからね、ちゃんと住み分けはしましょう。

 

日向も日陰もお互いのことバカにし合ってますから、一緒に住まないほうがいいんですよ。

そして 知らない界隈に行ってもどこに地雷があるかわかりませんからね、大変危険です。

 

 

日向は日向、日陰は日陰で生きましょう。